悪女の秘密
「暇人?バカみたい。」
他にやることないのかよ。
「な!そういうとこが気にくわねんだよ!」
一人がカッとなったのかあたしに近づいてきた。
「先輩にまで取り入って気取りやがって!」
わー…
超怒ってる。
まさか…
「何?雄大のこと好きなわけ?」
「っな!///」
ふーん…
そういうこと?
「残念ね。雄大はあんたみたいな性悪、相手にしてくれるかしら?」
あ、挑発はいけなかったかな。
なんて思ったときはすでに遅い。
右手がサッと上がって…
「調子こくんじゃねーよ!」
あー…
きたな。
ま、いいや。
そう思って素直に目を閉じた時。