先生は私の彼
2人は仲良く生徒会室に向かった。


百合達が通う桃園学院高校は、生徒会活動が有名。

そのため、学期毎の全校集会で生徒会役員は挨拶をしなくてはならない。



「あ〜めんどくさい。また今日から学校始まっちゃったね」

生徒会室から外を眺めながら百合は呟いた。



「ってかさぁ、今日から新任の先生来るらしいよ??」
友加が思い出したように言った。


「ホント??」


「うちの親が言ってたから間違いないよ。覗きに行ってみる??」


「行こ行こ!どうせここにいてもつまんないしさぁ」


そう言って2人は職員室に走っていった。
< 2 / 66 >

この作品をシェア

pagetop