先生は私の彼
「おいっ川田!」

呼ばれてビックリしながら振り向くと松田先生が立っていた



「お前すごいな。フルート、ただ持ってるだけで音が鳴らないと思った(笑)。でも感動した。お前のフルート聴いてると癒されるな。」



「ありがとうございます。これでも一応習ってましたから。でも先生聴いてくれたんですね。」



「まぁな。お前が失敗してる所見て笑ってやろうと思ってたけど、感動させられたわ。」


先生はそう言いながら、私の頭を軽く叩いて通り過ぎていった。





なんだろうこの気持ち…

なんか心の奥がドキドキする…



もしかして…私、先生のこと好きになっちゃった??
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