〜食物恋鎖〜
「あ、ちなみに間違ってるのお前だから。『食物恋鎖』誰かを喰った奴は、次誰かに喰われるんだよ」
「……なに言ってんの」
「お前オレに喰われるのどう?」
「はっ!?わけわかんないしっ!」
高い位置から
ぐっと近づかれる
あたしはそこに立ってるのも
やっとな状態で
ドキドキ、ドキドキ
落ち着かない心臓を
抑えるのに必死だった
「ばーか、Hな意味じゃねーよ。恋に落としてやるってこと」
「恋…に?」