Precious
出会い
「やっば~い!!!」

中学3年生の桐野 絢。

夏休みが終わり休みボケしている…

今日から1人暮らし。

なんでかって?

お父さんとお母さんはアメリカへ行っちゃったから。

なんか転勤でアタシも付いてくはずだったけど…

結局こっちに残った。

だって英語なんて話せないもん…





―ピーンポーン

もうこんな朝早くから誰よッ!

とか言いつつも…

『はい?』

インターホンに出た絢でした(笑)

『早くしねーと遅刻すんぞ!

 待ってっから早くしろ!』

『あんたねぇ…』

『喋ってる暇あんならさっさっと用意しろよ!』

再び用意を始めた絢。

すごく急いで用意をした。



< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop