Cherry
告白
バタンっ
部屋のドアを閉めると
一気に気まずいムード
「なんか久しぶりだね」
無理やり明るく言いながら
カバンを机に置く
「そうだな。久しぶりで積もる話もあったけど……まずは白崎くんについて語り合おうか……姫」
みーくんはニッコリ笑ってるけど
目がかなり怒ってる!
「え?何の事~?」
机の前でとぼけて みる私に
みーくんは近づいて
トン……
みーくんは机に両手をついて
私は机とみーくんに挟まれて身動きがとれない
わ……。
みーくん顔近い……
「本当に彼氏なの?」
眉をしかめて悲しそうな表情で私を見る
「ち…違うよ…。ただの友達だよ」
うつむいて答えると
「ただの友達が毎朝迎えに来るんだ」
みーくんが すねた声を出した
「だって……」
って、ちょっと待って
何で私がこんなに責められるの?