Cherry
「だめ」
みーくんは怒ったような表情をした
「なんで?」
私が聞くと
「だめに決まってるだろ」
みーくんは
ますます怒ってるみたい
「私みーくんの彼女なのに……」
私がしょんぼりしてみると
「だから、だめだろ」
みーくんは
ふぃっとそっぽを向いた
「じゃあ、みーくんは彼女以外なら泊めるって事?」
少し強めの口調になってしまう
「そうじゃないだろ……だから……」
みーくんがとても言いにくそうに、顔を赤くした
「オレが我慢できなくなるから……」