Cherry


みーくんが
どんな表情してるか
わからない



でも


やっと気持ちが通じて


2人一緒にいられる


私は一瞬だって離れたくないし



みーくんの全てが知りたい



みーくんが大好きだから……



私を受け止めてほしい………




「………神さまか……」



みーくんは呟いて
私をきつく抱きしめた



「………姫は本当にいいの?」



………ドキンッ…



耳もとで、ささやくみーくんに



私はうなずいた



そっと、頬にみーくんの温かい手が触れる



その指先は
少し震えてるみたいだった




「……んっ……」



みーくんの唇が
私の唇をふさいで



口の中に舌が入って絡み合う



きゅう…………っ

胸が締め付けられるように


甘く甘く


指先まで電気が走って


ギュッと手を握りしめた



みーくんは
私の唇を食べちゃうみたいに
何度もキスをした





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