Cherry
私が座ると
そっと
みーくんは
私の肩を抱き寄せる
きゅ~ん
胸にいっぱい幸せが広がる
「姫。おばさん心配してるかな?」
みーくんが
時計を見て言う
「心配してるなら電話くるよ?来ないって事はもう寝てると思う」
もう12時だもん
お父さんもお母さんも
絶対寝てるな
「みーくんが一緒だから安心してるんだよ。お母さんは」
みーくんは
私の顔をのぞきこんで
「1番危険な男なのにね?」
笑って言った