Cherry



「私はそんな事は楽しみじゃないよ」


私は
みーくんの胸から顔をあげて
目を見て言った



「私の楽しい事はみーくんと一生一緒にいる事だから」



そう言うと



「姫。それはオレにプロポーズしてるのか?」



みーくんは
クスクス笑って言った



あ~もう恥ずかしいっ


「もうっ。みーくん笑わないでよ~」


ポカポカ
みーくんの胸をたたくと



みーくんは
私の腕をつかんで



「姫はオレと一生一緒にいてくれるの?」


そう言って
真っ直ぐ
真剣に私を見つめる


「…みーくんが私の事イヤって言っても一生離れてあげないもん……」



私は
すごい照れちゃって
顔が熱かった



「オレが姫をイヤって言うわけないでしょ……」



みーくんはキスをして



「オレも姫の事、一生離さない」



ドキンッ………



みーくんは
すごく真剣な目で
私を見るから


胸が
きゅうってなる



それは………
みーくんも
私と結婚したいって事だよね




< 212 / 442 >

この作品をシェア

pagetop