Cherry
ゆっ、揺れた
そう思ったら
みーくんが
立ち上がって
私の隣に座る
「……大丈夫だよ」
優しく そう言って
私を抱きしめた
「みーくん……」
ドキン……
胸いっぱいに甘いドキドキ
ぎゅう……
みーくんが抱きしめる
腕に力を入れる
「観覧車に乗った恋人は…何すると思う?」
みーくんが
私の耳元でささやく
「……わかんない」
私が小さな声で答えると
「…キスに決まってるでしょ…」
そう言って
優しくキスをした
唇を離すと
「姫、顔が真っ赤だよ?」
みーくんが
からかう から
「そ、そんな事ないよ…」
恥ずかしくて
そっぽを向く
「……かわいい姫」
みーくんは そう言って
また私を抱きしめた