Cherry
「だ…大丈夫だもん」
私が言って
ベッドから立ち上がると
フラッ
まだ酔ってるのか
ふらついて
みーくんが私を抱き止める
「どこが大丈夫なんだ?」
みーくんは怒って言う
それから
「はぁ……」
みーくんはため息ついて
「あまり心配かけるなよ…」
みーくんの腕の中で
その一言を聞いた時
私の心の中で何かがはじけて
「何よ…6年も私を放っておいたクセに」
自分でも
信じられない事を言った
「え?」
みーくんも驚いて聞き返す