Cherry



「ううっ……」



そのまま
私は子供みたいに泣いた




「姫…ごめん」



みーくんは
私をしっかり抱きしめて




「ごめん。そうだな……ちゃんと立派にナースになったもんな…」



小さな子供を
なだめる ように



みーくんは私をなでる




「頑張ったよな。姫は…オレとの約束守って頑張ってくれたのに…」



「うっく……うえ……っく」



泣きじゃくる私に




「怒ってごめん……」



みーくんは優しく言う




「でも、どうしても姫を見てると危なっかしくて……」



みーくんは
優しく私の髪をなでて




「他の男が姫に何かすると思ったら……ムカついて」




ぎゅう………


みーくんは
私をきつく抱きしめる




「姫はオレのモノなのに………
手を出すなって思うんだ」



ドキッ……



―――オレのモノ



みーくんの言葉に



私の胸は高鳴る




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