Cherry



「………姫」



みーくんが
私の頬に触れて



優しい目をして



私の涙を指で拭う




「姫…ごめんな」



ドキドキドキドキ……


「いいよ…私もごめんなさい」



みーくんと目が合うと



恥ずかしくて



目を反らす




どうしよう………




ドキドキする




「…姫ごめん……」


もう一度みーくんが謝って



「オレもう…我慢出来ない」



そう言って



私にキスをした



最初は優しく触れるだけ



だけど次は深く



私の唇を食べちゃうみたいに



唇をふさぐ




「姫…愛してる」



そう言って
何度もキスをする




……うわ……


舌が絡み合って



私を抱きしめる
みーくんの腕にも力がはいる



私はすごくドキドキして




どうしよう


身体の力が抜けていく



頭の中、甘くしびれて




クラクラする………



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