Cherry



だって……


イヤじゃないし……


でもでもでも



「愛してる姫…」



みーくんはキスをして


舌を入れる……



「……ん……」



激しいキスに声がもれる




そのまま私の服の中に手を入れて




むっ胸が……



いや~~~~



やっぱり恥ずかしいっっ




「……ダメッ」



私はクルッとみーくんに背を向けた



「……やっぱりオレが嫌?」


みーくんが
暗い声で言うから



「違うよ…違うの……だって、その…」


慌てて否定する



「だって…6年ぶりだもん…久しぶり過ぎて……恥ずかしい」



私がうつむいて言うと



「ハハハ……可愛い姫」



みーくんが笑う



「……みーくんは?」



「え?」



だって
私はこんなに照れちゃうのに



みーくんは
むしろ積極的だし



「……彼女……作った?」



私と離れた6年間



誰かとキスしたのかな




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