Cherry
限りある時の中で
「ねぇヒドイでしょ?
みーくんってば、また私に別れ話するなんて!」
「まぁまぁ南落ち着きなって…」
私は家で
アッキーにケータイで愚痴る
「仕方ないじゃん?自分のせいで南がイジメられたって思ったんでしょ?」
「あんな陰険ババアのイジメなんて平気だって言うの!」
私はベッドに寝転がって
足をジタバタさせて悔しがる
「皆の前で私を妹って………
しかも顔が似てるって………
ひっどーい!みーくん~」
私の叫びに
「仕方ないじゃん兄妹だもん」
アッキーは冷静に答える
「……で南はどうするの?」
「どうするって?」
「みーくんと兄妹って事は変えられない事実だよ?」
アッキーはそう私に聞く