Cherry
魔法使い


みーくんがくれた香水は
毎朝つける度に
私を
幸せな気持ちにしてくれる




「南、あんた顔色悪いよ」


「あ~アッキー」


春休みを
2日後に 控えた
その日



私の 体調は 絶不調 だった


2時間目が 終わって
休み時間
もう席から立ち上がる力も出ない



「ゴホッゴホッゴホッ」


10日くらい前から
咳と微熱が続いてた


「南、保健室行こう。次、体育だし出れないでしょ」


「う~ん。」


「ほらっ立てる?」


アッキーに
支えられ
保健室に行くと
38℃の熱で
早退するコトに なった



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