Make my day



最低!!!


“コイツとは、絶対関わりたくない!!!”

私は、そう約束する!!
なんて、人なの!?

ふと、気付くと周りがザワめいていた。


--

これが、私にとっての牧口の第一印象だった。
その第一印象が変わる事も知らずに…私は、ずっと牧口の事が嫌いだった。

私は、自分より上の態度の人が嫌いだった。
それに、一致していると思っていた牧口。


私は、この時、自分の心と約束をしたけど…そんな約束を覚えてる事なんてなかった。

実際、した事も忘れて、忘れた事さえ忘れてた。


その約束は、私の心から、完全に消え去ってた。



そして、新たなる自分の心との約束が生まれようとしていた。
その約束が生まれるのは、クラス替えをしてからの5ヶ月も先の事だった。





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