夢からなるキミへ
ミズキが部屋を出て間もない頃に、ヒロからメールが届いた。

『ケイゴ、ごめん。まだそっちに行けない…朝までには行くから待ってて(>_<)』

ヒロからそんなメールが届いた。

『無理しなくて良いよ。僕は大丈夫だから』

僕はヒロにそう返信した。

『大丈夫って言ったものの…かなりしんどいけどな…』

僕は相変わらずしんどくてたまらなかった。

15分が過ぎる頃、ミズキが風邪薬を買って戻って来た。

『ギリギリ閉店に間に合ったわ。ハイ、風邪薬』

僕はミズキに水と風邪薬を手渡された。

僕は起き上がり風邪薬と水を飲み、また寝転がった。

『ミズキさん、本当にありがとうございます。迷惑かけてすみません』

僕は息を切らしながら言った。

『ううん、良いのよ。それにケイゴが風邪ひいちゃった原因は、あたしにもあるしね』

ミズキは申し訳なさそうに言った。
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