たった1つだけ
第2章
恋心
翔との出会いから2週間。
暦は7月に入り、夏も本番に近づいてくる。
恋かもしれないって胸の中の思いは
まだ誰にも伝えてはいない。
というかあれ以来翔を見ていなく
なんとも言えない状況である。
「笑ーっ、洋が呼んでる」
『えっあ、はーい』
そんな中まだ早いかもしれないが
私はひかりと洋と夏休みの中学の集まりについて模索中。
「意外にみんな集まりそうだねっ♪」
「俺もその日部活ないし、幹事は任せとけっ♪」
洋は中学ではクラスの中心的存在。
短髪で爽やかボーイ。
『陸上部もその日は休みだし♪楽しみだぁーっ』
最近は夏休みが待ち遠しい。