涙が枯れるその日まで
陸くんは10分くらい経っても離してくれなかった。


私「陸くん、そろそろ戻ろう?」

陸「ん?もう少し」

そう言って強く抱きしめた。

私「陸くん痛い!」

陸「あ、悪い。ん〜、行くか」

陸くんはぱっと離れ、歩き出した。

私も急いで陸くんの後に続いて、私達は帰った。


浩さんの家に着いて私が車を降りようとした瞬間、陸くんに呼ばれて振り返ると、陸くんにまたキスされた。

軽く唇が触れた後、意地悪な笑みを浮かべていた。

私「っ!!陸くんのバカ!」

私は車から飛び降りて、部屋まで走って行った。
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