涙が枯れるその日まで
出会い
私が涼と初めて会ったのは中学2年の秋。

隣町に住んでいる友達と、その子の家に向かっている途中、コンビニの前を通ると、友達がいきなりコンビニに向かって走って行った。
私は意味がわからず、戸惑いながら友達を追ってコンビニへ入って行った。

コンビニ入ると、その友達は男の子と楽しそうに話していた。
私は話が終わるまで待とうと、コンビニの中をうろうろしていた。
すると、いつの間にか話し声が聞こえなくなり、静かになっていた。
焦った私がキョロキョロしていると、駐車場の端で話している2人を見つけた。
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