涙が枯れるその日まで
陸「何やってんだよ!」

私「陸くん…」

陸「危ないだろ!」

私「ごめんなさい…」

陸「とにかくここは危ねえから戻るぞ」

陸くんは私を引っ張って海から出た。

砂浜に座った陸くんは、私を前に座らせて頭を撫でてくれた。

陸「お前さ、一人で抱え込んでねえで話せ」

私「不安だったんだもん…一人ぼっちになった気がして…」

陸「お前バカだろ?ここに俺がいるじゃん」

私「陸くん?」

陸「ん?」

私「そのセリフはクサい…笑」

陸「みぃこ、、殴っていい?」

私「やだ!」

そう言って私は陸くんに抱きついた。

陸くんは強く抱きしめてくれた。
< 115 / 301 >

この作品をシェア

pagetop