涙が枯れるその日まで
今以上の関係を望んでいるわけじゃない。

今まで通り、親友として涼の隣にいたかった。

彼女から奪う気もなかったし。

すでに友情って言えないかもしれないけど、私はただふざけあい、笑い合っていたいだけだった。

だから自分の気持ちに気付いても、私の涼に対する態度も行動も変わらなかった。
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