涙が枯れるその日まで
公園を進んで行くと、街を一望できる場所に着いた。

私「陸くん誕生日おめでとう!」

私はそう言って、バッグの中から小さな箱を差し出した。

陸「ありがと。って、ん?何これ?」

私「誕生日にあげるものと言ったら、誕生日プレゼントでしょ」

陸「マジ?くれんの?」

私「マジであげるから、早く受け取ってよ」

陸「みぃこありがとな。マジうれしいわ!」

陸は優しく笑い、プレゼントを受け取って、私の頭を撫でた。

私「たいしたものじゃないけどね」

陸「開けていいか?」

私「どうぞ♪」

陸くんは丁寧に開けていた。

中身は大きめなクロスのネックレス。

見つけた瞬間に、陸くんに絶対似合うと思ったんだ♪
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