涙が枯れるその日まで
陸くんの唇が離れると、瞳が合った。

私「ねえ陸くん、なんでいつもキスするの?」

陸「みぃこ、マジで言ってる?」

私「マジで言ってるよ」

陸「本気か?」

私「本気だよ?」

陸「さっき涼に言ったことも、本気で冗談だと思ってるのか?」

私「涼に言ったこと?」

陸「あ〜もういいわ」

私「陸くん?」

陸「俺みぃこが好きなんだよ」

私「え?」

私は陸くんの言っている意味が理解できず、完全に思考が停止した。
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