涙が枯れるその日まで
少しすると、麗子が祐司を誘ってベランダに出て行った。

私も涼とゆっくり話がしたくて、立ち上がった。

私「涼散歩行かない?外の空気吸いたくなった」

涼「ん?じゃあ行くか」

そう言って涼は立ち上がり、私のコートを取ってくれた。

コートを受け取り、いちゃついてる麗子の両親を横目に、私達は散歩に出掛けた。

涼「公園行くか」

私「いいね♪ブランコ乗りたい」

涼「お前いくつだよ。笑」

私達は近くの公園に向かって歩き出した。
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