涙が枯れるその日まで
涼「みぃこ変わったよな」

私「急に何?」

涼「最初の頃はそんな笑ってなかったからさ。最近は笑ってるとこしか見てねえなって」

私「前は顔が怖いってよく言われてたよ。笑」

涼「たしかにお前が真顔の時はホラーだな。笑」

私「はい?なんですと?」

涼「悪かった!冗談だって!」

私「わかればいいのよ♪」

涼「お前はやっぱり笑ってた方がいいな」

私「なんか照れるんですけど?」

涼「あはは。照れとけ。てか、やっぱり俺には教えてくれねえのか?」

私「何を?」

涼「好きな奴」

私「覚えてたんだ?笑」

涼「だってお前、今までは聞いてもないことまで勝手に話してきてたくせに、最近何も話してこねえから」

私「寂しかった?笑」

涼「違えよ。バカ」

私「話してもいいけど、聞いても良い事ないと思うよ?」

涼「まあ、言ってみろよ」
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