涙が枯れるその日まで
車には、涼の両親と涼が乗っていた。

私「涼、どういうこと?」

涼「詳しくはわかんねえんだ。浩さん達の親からさっき連絡あっただけだから」

父「私達も状況が全くわからないんだ。ただ、浩くんと陸くんの2人が乗っていた車が事故に遭ったって聞いただけでね」

私「そうなんですか…」


浩さん達は実家の近くの病院にいるらしく、1時間以上かけて向かった。

その間、誰も言葉を発することはなかった。
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