涙が枯れるその日まで
すると涼が病室のドアを開け、急いで中へ入って来た。

涼「浩さんが…!」

陸「兄貴がどうした!?」

涼「容態急変したって…」

陸「涼、兄貴のとこつれてけ!」

涼は起き上がり、ベッドを降りようした。

歩「陸!あんたまだ動かない方が…」

陸「今家族がそばにいてやらねえでどうするんだよ!」

陸くんの言葉に納得したのか、歩さんは陸くんに手を貸して、私達は浩さんの元へ向かった。
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