涙が枯れるその日まで

色々あったけど皆無事卒業する事が出来て、卒業パーティーとかしてたらあっという間に４月になった。

皆それぞれ新しい生活が始まっていった。

私も初めて親にわがままを言った分、絶対受からなきゃって思って頑張ってた。


この頃も夜は集まっていたみたいだけど、私は行かなくなっていた。

勉強しなきゃいけないって言うのもあるけど、未だに恵美の嫌がらせは続いていたんだ。

守ってくれてた祐司は仕事があるから来ない事の方が多いし、恵美にやりたい放題やられるだけだったから。


信用できる友達から誘われたら行くくらいだった。