涙が枯れるその日まで
ついさっきまで飲んでいた為、お腹を蹴られているうちに吐いてしまった。

私が吐くと涼は蹴るのを止め、部屋から出て行ってしまった。

私は少しの間動けずにいたが、戻らなきゃと思い起き上がった。

かなり蹴られていたのでお腹が痛かったが、なんとか笑顔で戻った。

涼はあのまま帰ってしまったらしく、もういなかった。

もう涼がどうしたいのかがわからなかった…

とにかく涼が怖かった…


そして、これは始まりに過ぎなかった。
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