涙が枯れるその日まで
私「祐司、涼とケンカしたんだって?」

祐「あ?なんで知ってんだ?」

私「麗子から聞いた。涼の事も」

祐「マジかよ…お前には言わないつもりだったのに」

私「涼が妊娠させたって本当なの?」

祐「ああ。俺が知ってるのは3人だけど、もしかしたらもっといるかもな」

私「何股もかけてたってこと?」

祐「いや。たぶんヤリ友だろ。あいつもう手に負えねえわ」

私「それで祐司はキレたの?」

祐「責任取れって言ったんだよ。おろすにしろ産むにしろ、1人1人とちゃんと話せって。なのに、涼はめんどくせえって言いやがって…」

私「涼がそんな事言ったんだ…」

祐「心配すんな。涼には俺がちゃんと話すから。このままじゃさすがにまずいだろ」

私「そうだね。祐司ありがとう」

そう言って私は電話を切った。
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