涙が枯れるその日まで
ただの八つ当たりだから、嘘だと思っていた。

祐司が私を好きになるはずがない。

祐司には本当に情けない姿ばかり見せていたから。

涼との事でグズグズ悩んで、周りが見えない私を一番知ってるのは祐司だから。

有り得ないって思ってたんだけど…


その1週間後に、祐司から電話が掛かって来たんだ。
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