涙が枯れるその日まで
涼「今日家泊まり来いよ」

私「帰らないと親に殺されるって」

涼「未だに過保護なわけ?」

私「久しぶりに帰って来た娘が可愛くて仕方ないみたいよ。笑」

涼「自分でそれ言うか?まあ、今日は我慢すっか」

私「今日は?」

涼「明日また迎え行く。だから泊まり来い。な?」

私「わかったよ。親説得しとく」

涼「よし!」

私「何もしないからね?」

涼「大丈夫だって!俺を信じろ!」

私「信用できない!笑」

涼「俺の事嫌いか?」

私「…好き」

涼「じゃあ信じろ♪」

こんなやり取りを暫くしてから車に戻り、この日は夜中までドライブをして一緒にいた。
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