涙が枯れるその日まで
涼が死ぬはずない。
私はただそう呟き続け、放心状態だった。
少しすると、玄関のドアが開く音がした。
陸「ただいま。腹減ったー」
陸くんは私がいる部屋のドアを開けながら言った。
そして、明らかにおかしい私に気付いた。
陸「みぃこどうした?」
私は焦点が定まらず、放心状態のままだった。
陸くんは私の前に来て、肩を掴んで揺らした。
陸「おい!みぃこ!」
私「あ、陸くんおかえり。今ご飯温めるね」
私が立ち上がると、陸くんに腕を掴まれた。
陸「みぃこどうした?変だぞ?」
私「え?なんでもないよ。さっき奈々さんから電話来たんだけど、笑えない冗談だったからムカついただけ」
陸「奈々?何言ったんだ?」
私「涼が死んだとか言い出したんだよ?意味わかんないし」
陸「…それ本当に冗談か?」
私「冗談に決まってるでしょ?あのバカが簡単に死ぬわけないっての」
陸くんは電話を掛け始めた。
陸「もしもし?奈々?みぃこに言った事本当なのか?……ああ……そうか。わかった。今すぐみぃこ連れてくわ」
陸くんは電話を切ると、私の腕を掴んだ。
私はただそう呟き続け、放心状態だった。
少しすると、玄関のドアが開く音がした。
陸「ただいま。腹減ったー」
陸くんは私がいる部屋のドアを開けながら言った。
そして、明らかにおかしい私に気付いた。
陸「みぃこどうした?」
私は焦点が定まらず、放心状態のままだった。
陸くんは私の前に来て、肩を掴んで揺らした。
陸「おい!みぃこ!」
私「あ、陸くんおかえり。今ご飯温めるね」
私が立ち上がると、陸くんに腕を掴まれた。
陸「みぃこどうした?変だぞ?」
私「え?なんでもないよ。さっき奈々さんから電話来たんだけど、笑えない冗談だったからムカついただけ」
陸「奈々?何言ったんだ?」
私「涼が死んだとか言い出したんだよ?意味わかんないし」
陸「…それ本当に冗談か?」
私「冗談に決まってるでしょ?あのバカが簡単に死ぬわけないっての」
陸くんは電話を掛け始めた。
陸「もしもし?奈々?みぃこに言った事本当なのか?……ああ……そうか。わかった。今すぐみぃこ連れてくわ」
陸くんは電話を切ると、私の腕を掴んだ。