涙が枯れるその日まで
気付いたら2時近くになっていた。


母「こんな時間だしみんな泊まってく?」

浩「いや、帰る。急に来て悪かったな。奈々運転してくれる?」

奈「いいわよ。こんな時間まですみませんでした。」

「すみませんでした。楽しかったです!」
私と涼はそう言って頭を下げた。

母「気にしなくていいのよ。私たちも楽しかったわ。皆またいらっしゃい。おばさん頑張って美味しい物作って待ってるわ」

父「奈々ちゃん、涼くん、みぃこちゃん、またおじさんの相手しに来てくれよ。なんなら酒用意しとくから。浩、あんまり無理はするなよ」

陸「奈々また来いよ♪ついでに涼とみぃこもな」


そんな会話を交わして、私達は浩さんの実家を後にした。
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