涙が枯れるその日まで
その後お酒は夜までお預けにして、また楽しい空気に戻り、楽しく過ごした。

そして夜に連絡する約束をして、私は帰ることにした。
涼も一緒に帰ると言ったので、涼の家まで2人で歩き、その後チャリで帰った。


私はドキドキしていた。
昨日はバレずに済んだが、またやっても大丈夫なのかなって…
でも、親に気を遣って過ごす息苦しい生活に息抜きが欲しかった。
半分は楽しみでドキドキしていた。

親の前ではなんとか平常心を装い、夜まで過ごすことができた。

そして親が寝たのを確認し、麗子に電話をかけた。
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