涙が枯れるその日まで
麗子のお父さんが迎えに来てくれることになり、私は電話を切るとすぐに家を抜け出した。

待ち合わせたのは家から少し離れた場所。
家の前だと見つかってしまうかもしれないから。

15分くらいして、麗子のお父さんが来てくれて、麗子の家へ向かった。


家に着くと、外で麗子と祐司が待っていてくれた。

私はみんなにお礼を言い、家の中へ入った。
< 59 / 301 >

この作品をシェア

pagetop