涙が枯れるその日まで
智「涼ふざけんな!俺は紳士だ!」

智也が涼に殴り掛かってた気がするけど、気にしないで祐司の隣に座った。



私は夜になると家を抜け出して、友達の家に行くのが日課になっていた。
何かするわけじゃない。ただ集まるだけ。時にはお酒を飲んだりもする。

集まる子はみんな隣町の中学に行っている。中学ってあんまり他の中学との関わりがないから、夜は学校に行ってる私とは違う私になれる気がした。
学校の友達にはこのことは話したことはなかった。
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