涙が枯れるその日まで
この頃の私は本当にバカだった。

人に相談することが苦手だったから、恵美から受けてる嫌がらせを涼達に話すことができなかった。

てか、いじめられてることを認めたくなかったんだろうな。

恵美はそんな何も言わずにされるがままの私のことが気に入らないらしく、ずっと嫌がらせは続いた。

ついでに、私とあまり関わったことがない子も数人、恵美と一緒に嫌がらせしてくるようになった。
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