涙が枯れるその日まで
パーティーの日、陸くんが浩さんの車で迎えに来てくれた。

でも陸くんはすぐ浩さんの家には向かわずに、ドライブしたいと言い出した。

だから山の中腹にある公園に行くことにした。


陸「なんかこの公園自然そのままって感じでいいな」

私「でしょ♪最近の私のお気に入りなの。よく友達と来るんだ。小さい頃もよく来てたな」

陸「みぃこの小さい頃とか想像できなねえな」

私「失礼ね!めっちゃ可愛かったんだよ!今とは違って。笑」

陸「自分で言っててむなしくない?笑」

私「じゃあお世辞でいいから陸くん言ってよ!笑」

陸「みぃこ、真剣に聞けよ?」

私「ん?」

陸「俺は可愛いと思う。みぃこのこと好きだ」

私「…あはは!陸くんありがとう♪でもやっぱり私が可愛いとか無理あるね。笑」

陸「言わせてからそう言うなよ!」

私「ごめんちゃい♪」
< 87 / 301 >

この作品をシェア

pagetop