六花の騎士



六花の騎士は軍隊から実力のある者から選ばれる

そしてそのほとんどが貴族だったりする
オーガレスは貴族や平民といったそうだ身分をあまり気にしていない
しかし、さすがにアルメリア直々の抜擢となると少々気になる訳だ


「…だって」


クスリと笑って答える


「だってね…あの子がいれば、…面白いことになりそうだもの」


その瞳は妖しく輝いている

オーガレスは一瞬だけ笑みを掻き消す
だか、またすぐに不敵な笑みを浮かべる


「…そうですか」


そのまま一礼してオーガレスは退室した






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