泡姫物語
家に着き、いつものようにリビングのソファーにもたれ掛かる。
「紅茶いれてくるね。愛子はいつものでいいよね?」
「うん。ありがとう」
愛子はいつもミルクティー。
私はそれまでコーヒー派だったけど愛子があんまり美味しそうに飲むから私もいつの間にかミルクティーを飲むようになっていた。
ふたりで飲むようにと愛子が私の家に置いていったペアのマグカップにミルクティーをいれてキッチンから戻るとテーブルの上にケーキがあった。
訳がわからないままとりあえずミルクティーを出すと
「友紀、改めてお誕生日おめでとう!これ、今日のお客様から貰った物なんだけど一緒に食べよう」
愛子は本当に素敵な友達だと心から思った。
今日は今までの人生で1番幸せな誕生日だ。
「ありがとう。本当に嬉しい!」
「私は友紀が喜んでくれることが嬉しいよ。そうそう、話ってもしかして……」
愛子が話しているところに割り込んで話し出した。
「実はね、今日いいことがあったんだ」
「やっぱり!もう理想のひとに出会えるなんて友紀ツイてるね!で、どんな感じなの?」
やっぱり愛子は話す前からそういう話だって気付いていた。
今日の藤田さんとの一部始終を愛子に全て話した。
「紅茶いれてくるね。愛子はいつものでいいよね?」
「うん。ありがとう」
愛子はいつもミルクティー。
私はそれまでコーヒー派だったけど愛子があんまり美味しそうに飲むから私もいつの間にかミルクティーを飲むようになっていた。
ふたりで飲むようにと愛子が私の家に置いていったペアのマグカップにミルクティーをいれてキッチンから戻るとテーブルの上にケーキがあった。
訳がわからないままとりあえずミルクティーを出すと
「友紀、改めてお誕生日おめでとう!これ、今日のお客様から貰った物なんだけど一緒に食べよう」
愛子は本当に素敵な友達だと心から思った。
今日は今までの人生で1番幸せな誕生日だ。
「ありがとう。本当に嬉しい!」
「私は友紀が喜んでくれることが嬉しいよ。そうそう、話ってもしかして……」
愛子が話しているところに割り込んで話し出した。
「実はね、今日いいことがあったんだ」
「やっぱり!もう理想のひとに出会えるなんて友紀ツイてるね!で、どんな感じなの?」
やっぱり愛子は話す前からそういう話だって気付いていた。
今日の藤田さんとの一部始終を愛子に全て話した。