泡姫物語
半分くらいしか伝わらなかった感じがしたけど、私としては今日はいい攻めをしていると思う。

藤田さんもお客さんとして遠慮してしまうかと思ったけど意外と乗ってきてくれる。

少しはお店の女の子以上に見てくれているのかな?

それだったら嬉しいな。

「実はあまり深入りしちゃうと君に迷惑がかかるんじゃないかって心配なんだ。こんなに仲良くなったのは初めてで嬉しい反面、どこまで近づいてもいいのかわからなくて」

そりゃあどこまでも接近してくれて構わないよ。
なんて言えるわけ無いけど。

「私は全然迷惑に思ったりしていませんよ。むしろ、藤田さんと同じで仲良くなっていくことが楽しいです。だから、どこまでとか気にせず仲良くしてくれたらそれが一番嬉しいです」

これで少しは私の気持ち伝わったかな。
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