泡姫物語
待ち合わせ場所に愛子の姿はなく、私のほうが先に着いたようだ。
愛子のことだからすぐに来るだろうとその場で待っていると程なくして愛子がやってきた。
「友紀、誕生日おめでと!」
そう言ってくれたことがとても嬉しくて、心に染みた。
今朝のどんよりした気分が一気に和らいでしまった。
「これ、仕事で使ってね」
「えっ?プレゼント?嬉しい!」
思いがけないサプライズに泣きそうなほど感激した。
パッケージを開けると中にはブタの形をしたボディーソープなどの詰め替え用を入れて使うポンプ式ボトルが入っていた。
私はブタが大好きで、ブタのグッズを集めていることを愛子はよく知っている。
ブタのボトルは半透明で柔らかいピンク色をしていた。
「ピンクのブタは恋愛運向上なんだってよ!友紀が占い好きじゃないの知ってるけど、昨日の宣言聞いてプレゼントはこれだってひらめいたんだぁ」
こんなに私のことを考えてくれて幸せすぎる。
「ありがとう!嬉しい!」
この喜びと感謝をうまく伝えたかったけど、こんな言葉しか出てこなかった。
仕事は大変だけど、このブタと一緒なら頑張っていける気がする。
愛子のことだからすぐに来るだろうとその場で待っていると程なくして愛子がやってきた。
「友紀、誕生日おめでと!」
そう言ってくれたことがとても嬉しくて、心に染みた。
今朝のどんよりした気分が一気に和らいでしまった。
「これ、仕事で使ってね」
「えっ?プレゼント?嬉しい!」
思いがけないサプライズに泣きそうなほど感激した。
パッケージを開けると中にはブタの形をしたボディーソープなどの詰め替え用を入れて使うポンプ式ボトルが入っていた。
私はブタが大好きで、ブタのグッズを集めていることを愛子はよく知っている。
ブタのボトルは半透明で柔らかいピンク色をしていた。
「ピンクのブタは恋愛運向上なんだってよ!友紀が占い好きじゃないの知ってるけど、昨日の宣言聞いてプレゼントはこれだってひらめいたんだぁ」
こんなに私のことを考えてくれて幸せすぎる。
「ありがとう!嬉しい!」
この喜びと感謝をうまく伝えたかったけど、こんな言葉しか出てこなかった。
仕事は大変だけど、このブタと一緒なら頑張っていける気がする。