泡姫物語
1時間ほどで食事と写真の整理を終え、ここから徒歩5分くらいの駅まで向かった。
カフェに着いて窓際の席に案内されふたりともメニューを見ずにすぐいつものコーヒーを注文する。
私はアイスコーヒーで愛子はアイスカフェオレ。
家ではミルクティーだけど、このお店のコーヒーは豆にこだわっているらしく香りがとてもいい。そしてお得意様だけのサービスだと言っていつも小さなお皿に手作りクッキーを一緒に持ってきてくれる。
このクッキーはマスターの奥様の手作りで、コーヒーによく合う素朴な味がする。
あと1時間くらいで修が到着するのだろうとのんびりしていた。
10分くらい経った頃、カフェに勢いよく入ってきたひとりの男性がいた。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか」
「いえ、待ち合わせで……」
そう言いテーブル席をぐるっと見回し、私たちを見るやいなや
「いた!久しぶりだな」
と駆け寄って来た。修だ!やっぱり変わってない!
一緒に遊んでいた当時と変わらない風貌は懐かしさというより、地元にいた頃の自分にタイムスリップしたような気分だった。
修は空いてる席に座り、アイスコーヒーを注文した。
カフェに着いて窓際の席に案内されふたりともメニューを見ずにすぐいつものコーヒーを注文する。
私はアイスコーヒーで愛子はアイスカフェオレ。
家ではミルクティーだけど、このお店のコーヒーは豆にこだわっているらしく香りがとてもいい。そしてお得意様だけのサービスだと言っていつも小さなお皿に手作りクッキーを一緒に持ってきてくれる。
このクッキーはマスターの奥様の手作りで、コーヒーによく合う素朴な味がする。
あと1時間くらいで修が到着するのだろうとのんびりしていた。
10分くらい経った頃、カフェに勢いよく入ってきたひとりの男性がいた。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか」
「いえ、待ち合わせで……」
そう言いテーブル席をぐるっと見回し、私たちを見るやいなや
「いた!久しぶりだな」
と駆け寄って来た。修だ!やっぱり変わってない!
一緒に遊んでいた当時と変わらない風貌は懐かしさというより、地元にいた頃の自分にタイムスリップしたような気分だった。
修は空いてる席に座り、アイスコーヒーを注文した。