【実話】あなたと出逢えて
家に着いて家族も寝ていたので、あたしは一目散に部屋に入った。
部屋で今日のことを思い出して、思わず顔がほころんでしまう。今日お揃いで買った指輪をはめた指を見つめてはさらに嬉しくなってしまう。
―もっと一緒にいたかったなぁ。―
しばらくしてメールが入ってきた。
モトからだった♪
『今、家に着いたよ。』
あたしは急いで返事した。
『おかえり。ずっと指輪見つめてたよ。』
『ただいま。指輪いつもつけてようね。』
『うん!いつもつけるよ。早くまたデートしようね。』
『そうだね。俺も近いうちにまたデートしたいな。おやすみ。』
『おやすみ。』
メールを終えてからあたしはお風呂に入った。
チャポーン。
湯船でまた今日のことを思い出していたから、今日のあたしはいつもより長風呂だった。