Chocolate
転校が明日に迫った今日。
部屋中が段ボールだたけだ。
両親も明日、海外に旅立つ。




「ねぇ、ところでさぁ、あたしってどこの寮に入るの??」
「あら、言ってなかったかしら。北海道よ、北海道。」
「北海道-??!!!」
「そうよ-。空気も新鮮だし食べ物もおいしいし」
「なんでそんな寒いところに??!!」
「だから、空気も新鮮だし食べ物もおいしいし。
 優佳にはピッタリだと思ったのよ。」





あたしは極度の寒がりだった。
ため息をつき、学校に行く準備を始めた。




「優佳ッ!!おはよッ★」
通学路で偶然会った舞。
「今日で、優佳と会えるのも最後かもね・・・・」
しんみりと話し始める舞。
「何よ-★また会えるかもしれないじゃんッ♪」
「そうだねッ★」




学校について普通に授業をして普通に帰った。
今日でこの通学路ともお別れだ・・・




家につき、また荷造りをはじめ、朝を迎えた-・・・・
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