スイートキッス☆バレンタイン〜苦くて甘いチョコの誘惑〜
ン
「ふああぁあぁ〜!」
土曜日。
いつもと変わらない朝。
アタシは今日も
清々しい朝を向かえ――…
「でっけーあくび。」
え…?
いきなり聞こえた声に、アタシはグルンと振り向いた。
「げっ…聖也……。」
今日も朝から気持ち良く起きるハズだったのに…
なぜか朝起きると、小さい時からの幼なじみ。
聖也[ショウヤ]がアタシの部屋で突っ立っていた。